引火性、発火性、可燃性の違い
私自身もよく疑問に思っていたんですけど、引火性って言ってたり発火性って言ってたり、可燃性って言ってたりなんとなく分かるんですけど、じゃあ詳しく違いを説明できるかというとう〜ん無理笑って人結構いると思うんですよね。この記事ではそこを詳しく説明していきたいと思います。
コトバンクで調べてみたところ、
•引火:他の火や熱が移って燃えだすこと。
例「火花がガソリンに引火する」
•火を発すること。燃えだすこと。
例「自然に発火する」
•燃やすことができること。燃えやすいこと。
例「このゴミは可燃性である」
これだけではよく分かりませんが、物質で例を上げてみると、
ガソリンはそのもの自体が突然燃え出すことは無いが、近くに火があると引火して燃える。つまり発火性は無いが、引火性がある。と言えますよね。
引火性と可燃性はまだしっくりきてない方も多いかもしれませんね、この違いをしっかり理解するために先に理解してもらいたい言葉が、揮発性という言葉です。
揮発性:液体が、常温で気体となって発散する性質があること。
引火性とは、揮発性の高い性質を持った物質が気化して、離れている火からでも着火する可能性があるもののことで、可燃性というのは、火に燃えやすい物質のことを言う。
引火性のある物質、つまりガソリンなどは揮発性が高く少し離れていても火があると燃えることがありますよね、しかし可燃ごみなどのような可燃性のある物質は近くに火があるからといって突然ガソリンのように燃え出すことは無いですよね。
このように似たような意味でもちゃんと使い分けがあるので、少しでも気になるな〜って思ったら調べてみるのも勉強としてはアリだも思いますよ。